●ようこそ啓翁桜駅へ!
昭和5年福岡県の吉永啓太郎氏がシナノミ桜を台木にヒガン桜を接木したところ、その穂木であるヒガン桜から枝変わりとして発見されたのが啓翁桜(けいおうさくら)です。
吉永氏の一字「啓」を頂き「啓おじいちゃんの桜」という事から啓翁桜と命名されました。初春にふさわしいなんともおめでたい、そして可愛らしい響きの素敵な名前ですね。
外は雪でもハウスの中は日中20℃
花芽がふくらみはじめています |
東根市には昭和39年に持ち込まれ、桜栽培の土壌や気候に適していることと、他の果物の作業と重ならないことから、年々、安定生産、品質徹底に力を入れ今では東根を代表する産業になりました。雅子さまのご婚約会見の席で後ろに飾られたことも印象的です。
ちっちゃな淡いピンク色の花は、ほころぶとさわやかな甘い香りがします。また花が終わっても、風情のある葉桜として長く楽しめますし、菜の花等を添えるとまた違う趣きになります。
|